【超重要】カートボックスの獲得戦略

 
こんにちは、富田です。

今回はAmazonのショッピングカートボックスの仕組みについて解説いたします。


基本的にAmazonで商品を購入するお客様は

ワンクリックで買い物が済み

手軽でわかりやすい「カートに入れる」のボタンから商品を購入します。


こちらの赤枠内のボタンです。

(クリックで拡大)              


こちらのボタンを押した際に購入される状態であることを

「ショッピングカートボックス(以下カートボックス)を取得している」と言います。



今回の画像の商品は

Amazon.co.jp(Amaozn本体)がカートボックスを取得している状態です。




冒頭の通り

お客様のほとんどは「カートに入れる」ボタンを利用するため


カートボックスを取得していることで

購入率が大幅に上がります。




では、どうすればカートボックスを獲得できるのか

まずは獲得資格を把握しましょう。



●カートボックス獲得資格


カートボックスを獲得するためには

まず3つの条件を満たす必要がございます。



①【出品形態】
大口出品であることが条件となります。

小口出品だとカートボックスが取得できないので

まだ小口出品の方は大口出品への切り替えを検討してみてください。


(FBA出品・自己発送出品はどちらでも大丈夫です)



②【在庫数】
商品の在庫を切らしていては

カートボックスは獲得できません。


自己発送の場合は在庫情報を自分で入力する必要があるため

特に気を配りましょう。



③【注文数】
一定の注文数をこなしていることが必須条件となります。

「一定の注文数」はカテゴリーによっても異なるため

新規出品者でもカートボックスを取得できることは可能です。



以上3点を満たしていた場合には

次の内容に取り組み獲得の確率を上げましょう。


●カートボックスの獲得のための取り組み

Amazonではカートボックス獲得の具体的な基準は公開されておりませんが

「獲得のチャンスを高めるために出来ること」が紹介されております。

以下の3点に気を配ることで

カートボックスの獲得率が上がります。



①【価格設定】
購入者が支払う金額が評価対象となるため

販売価格+配送料が基準となります。

他の獲得基準と組み合わせて評価されるため

最低価格=カートボックス獲得

ではございません。


安売りしすぎる出品者にならないよう注意しましょう。



②【配送方法】
出品した商品について

配送料無料や複数の配送オプションが設定してあることが評価されます。


FBAを利用して出品することで

設定可能な配送オプションが増えるため

自己発送よりも有利になります。



③【アカウントの健全性】(顧客満足度)
特に注文不良率、キャンセル率、出荷遅延率が重視され

購入者様からの評価や日頃のお客様対応の質が問われます。


尚、現在の数値はセラーセントラル内のパフォーマンスのページにて確認出来ます。

→ Amazonセラーセントラル-アカウントの健全性



以上3点を意識して

カートボックスの獲得を目指しましょう。




また、評価に関する戦略は

こちらの記事も参考にしてください。


→ 購入者さんからの高評価を大量に集める方法


→ 「悪い評価」が入った場合に削除する方法





次はAmazon商品登録方法(出品方法)という記事を書きました。

おかげさまで毎日上位ランクイン!



Twitterで富田を