こんにちは、富田です。
「FBA納品時の配送料無料キャンペーン」
と併せて実施されるサービスについて解説いたします。
「FBA利用で販売手数料割引キャンペーン」
実施期間
2017年2月1日(水)~2017年12月31日(日)
内容
以下のカテゴリー商品をFBAで販売した場合販売手数料が自動的に7.5%となります。
最大12.5%の手数料が割り引かれ、更に実施期間も10ヶ月と長いので
総合計すると莫大なメリットとなるキャンペーンですね。
それでは、割引を受けるための詳しい要項がございますので解説いたします。
●対象期間
2017年2月1日 00:00から2017年12月31日 23:59までの期間に「注文された商品」が対象です。
※2017年2月1日以前に納品した商品、2018年1月1日以降に支払い・発送が行われた商品も割引対象内となります。
●対象出品方法
以下2つのサービスを併用している出品が割引対象です。
- 大口出品プラン
- FBA出品
※大口出品サービスをご利用中であっても自己発送の商品は対象外となります。
現在、大口出品の月額料金やFBAの手数料を節約するために
小口出品や自己発送をご利用している場合は
例として下記のような計算を挙げますが
今回のキャンペーン期間内はプラン変更を検討すべきと言えます。
<例>
標準サイズ、売価5000円の[ペット用品]を50件扱った場合の手数料を計算します。
(お客様への送料は500円とします)
小口出品で自己発送→キャンペーン対象外
108円(基本成約料金)+810円(販売手数料15%)+500円(送料)×50=70,900円
小口出品でFBA出品→キャンペーン対象外
108円(基本成約料金)+810円(販売手数料15%)+99円(FBA出荷作業料)+228円(FBA重量手数料)×50=62,250円
大口出品で自己発送→キャンペーン対象外
(810円(販売手数料15%)+500円(送料))×50+4,980円(月額料金)=70,480円
大口出品でFBA出品→キャンペーン対象内
(405円(販売手数料7.5%)+99円(FBA出荷作業料)+228円(FBA重量手数料))×50+4,980円(月額料金)=41,580円
最大29,320円の利益差が出ます。
この機会に是非、導入を検討しましょう。
●対象カテゴリー
- ドラッグストア(旧ヘルス&ビューティー)
- ビューティー(旧コスメ)
- 食品&飲料
- お酒(ビール・発泡酒は除く)
- ペット用品
- ベビー&マタニティ用品
例えば、「ホビー」のカテゴリーで登録されている
「ベビー用(赤ちゃん向き)のおもちゃ」を販売した場合などはキャンペーン対象外となります。
ちなみに、このキャンペーンには
コンディションについて条件は無いようです。
新品・中古に関わらず対象内となります。
以上が今回のキャンペーンの詳しい要項となります。
次にキャンペーンの活用ポイントと注意点を解説いたします。
■キャンペーンの活用ポイント
特にポイントとなるジャンルとして「ベビー&マタニティ用品」が挙げられます。
「ベビー&マタニティ用品」というカテゴリーは
- 雑貨品(おもちゃ)
- 消耗品(オムツ)
- 食品(離乳食や粉ミルク)
- 高額商品(ベビーカーやチャイルドシート) など
また、リサイクルショップでも
体の大きさが変化しやすく、使える期間が限られている「ベビー用品」は
非常に入れ替わりが激しい商品です。
出産祝いのプレゼントとして頂いてしまうことも
リサイクルショップに多くのベビー用品が並ぶ理由の一つです。
是非参考にしてみてください。
■キャンペーンの注意点
今回、割引対象となる商品は「出品申請が必要なカテゴリー」がほとんどです。
前述した「ベビー&マタニティ用品」は唯一出品制限が無いことからも有利です。
では、出品申請が必要なカテゴリーに関してですが
実は出品申請の審査基準は年々厳しくなっております。
僕は全てのカテゴリーで出品申請を通すことが出来ましたがとても苦労しました。
それぞれ体感として「出品申請」の難易度を表してみました。
- ドラッグストア:中
- 食品&飲料:中
- ビューティー:高
- ペット用品:低
申請に「請求書」が必要となるため比較的難しいと位置付けました。
しかし、出品制限のあるカテゴリーは
敬遠している方が多くいらっしゃいますので
最初に苦労して申請を通すことによって
ライバルが少ない市場で販売することができます。
仕入れられる店舗数や商品数も格段に増えるため
この機会をチャンスと捉え積極的にチャレンジしましょう。
●まとめ
今回のキャンペーンは以下のような
「ステップアップをする良い機会」を含んでいると感じました。
- 小口出品から大口出品への移行
- FBAの導入
- 出品申請が必要なカテゴリーへの参戦
出品制限のあるカテゴリを敬遠している方が多くいらっしゃいますので
ここで「動くか」「動かないか」で今後の転売活動の明暗を大きく分けることになります。
今回は以上です。
ご閲覧、ありがとうございました。
次は長期在庫保管手数料の課金に関する変更という記事を書きました。