こんにちは、富田です。
この時の金銭の動きについて解説を行います。
商品が破損して到着した場合
当然、お客様は返品を行いますが
これは発送中の事故であり「Amazonによる破損」としてAmazonより売上金が補填されます。
しかし、これで安心してはいけません。
補填される手順として
お客様に返金する分が振り込み額から引かれ
その後、代金の補填となります。
なので、破損された商品にかかった代金が全て補填されるわけではありません。
一体いくらが補填されるのか、実際のトランザクション画面で詳しく見ていきましょう。
お客様に販売した際のトランザクション
まずはこちらが最初となるお客様に販売した際のトランザクションです。商品代金2,000円から各種手数料合計653円が引かれ1,347円が手元に入ります。
次は返金時のトランザクションです。
返金時のトランザクション
こちらがお客様に返金する際のトランザクションです。商品代金2,000円と返金手数料32円が引かれ販売手数料324円は戻ってくるので
差し引きした1,708円が残額から引かれています。
つまり、返品された商品には以下の代金がかかっています。
販売時の手数料
合計361円
- 出荷作業手数料100円
- 発送重量手数料229円
- 返金手数料32円
合計361円
補足:返金手数料の算出方法
本・ミュージック・ビデオ・DVD商品の場合
販売手数料+カテゴリ成約料=返金手数料(税別)
本・ミュージック・ビデオ・DVD以外の商品の場合
販売手数料x(商品代金+商品Aの配送料+商品Aのギフト包装)の10%もしくは500円
のいずれか安い方が返金手数料(税別)となります。
本・ミュージック・ビデオ・DVD商品の場合
販売手数料+カテゴリ成約料=返金手数料(税別)
本・ミュージック・ビデオ・DVD以外の商品の場合
販売手数料x(商品代金+商品Aの配送料+商品Aのギフト包装)の10%もしくは500円
のいずれか安い方が返金手数料(税別)となります。
この後にAmazonからの補填が入金されます。
補填時のトランザクション
こちらがAmazonによる補填金のトランザクションです。上の図の通り返金時の以下の代金は戻ってこないということです。
販売時の手数料
合計361円
- 出荷作業手数料100円
- 発送重量手数料229円
- 返金手数料32円
合計361円
まとめ
今回の商品は出荷作業手数料・発送重量手数料が「メディア以外標準」の最小値だったためこの程度ですが
最大である特殊大型区分の商品で
さらに返金手数料が最大の540円だった場合1,798円の損害となります。
参考
ちなみに、異議申し立てをするためには
商品の仕入れ時の領収書や請求書などの資料が必要になります。
この記事をきっかけに
輸送時の取り扱いまでを想定し充分な商品メンテナンスを行いましょう。
●追伸
僕はこの破損を機に、エアークッションでの包装を2重から3重へ変更しました。
このような急な方針変更にも対応できるように
メンテナンス用品は多めに揃えておくと良いです。
備品類は楽天お買い物マラソンなどお得な期間でのまとめ買いがおすすめです。