仕入数と納品数に関するコストダウン戦略

 
こんにちは、富田です。

今回は在庫保管手数料と納品数について解説します。



利益の出る商品を見つけた際に複数個の商品を仕入れることは

時間効率の面でもとても有効です。



しかし



一度に仕入れたからといって

納品まで一度に行う必要はありません。



適切な仕入れ個数と納品個数を以下のような思考で割り出しましょう。



ではさっそく

先日仕入れたこちらのプレミア商品を参考に解説を進めます。

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1つあたりの利益はこのようになります。

仕入れ値:6,998 円
想定売値:12,000円

利益:3,377円
利率:28%





この商品がお店に20個あった場合

まずは20個売れるまでの期間を予測します。

モノレートの[ランキング]グラフを参考に売れた回数を数えてみましょう。


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この結果から20個売れるのは6ヶ月以内と予測できます。





期間内に想定売価が赤字になるほど下落していないかもチェックしておきましょう。

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この商品の場合、最も売価が下がっても9,000円で利益が出るため

20個全て仕入れて良い。

という結論になります。





なお、出品者が減少傾向か増大傾向かも参考になります。

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仕入れが完了したら次は納品個数の決定です。

モノレートにて1ヶ月あたりの売れ行きを見てみましょう。

月に4回売れていることが分かります。

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複数購入されるお客様や誤差を考慮し5個程納品しましょう。



この商品は1ヶ月に1つあたり123円の在庫保管手数料がかかるため

20個全てを納品してしまうと


初月だけでも123円(在庫保管手数料)×15(1ヶ月では売れない個数)=1,845円

このように余分な損失が発生します。





商品の売れ行きを考慮し、適切な納品を行うことで

保管手数料を減らすことが出来ます。

 
 
 
 
 
●追伸

複数個仕入れた商品の納品に関する考え方として
基本的に1個売れたら再度納品…ということは

やりません


これは再度納品が完了するまでの間
あなたは品切れ状態なので

販売機会ロスが発生するからです。


また、ライバルの増加による値崩れの可能性もあります。

よって複数個仕入れた商品は
最低でも2個以上は即納品するようにしましょう!

 
 
 
 
 
●追伸2

ちなみに僕は3個以上納品するようにしてます。

理由は複数個購入されるお客様が現れることを想定しているからです。

回転率が高い商品は3個以上納品するのも有効な手段です。





●追伸3
大型の商品など在庫保管手数料が高い商品
大量に納品しないほうが良いです^^

おかげさまで毎日上位ランクイン!



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