こんにちは、富田です。
必要となるメンテナンスをしないまま納品すると納品不備となります。
この内容を把握することで、仕入れ時にも
メンテナンスに掛かる費用や時間を考えた上での
仕入れ判断が行えます。
また、メンテナンスに必要な道具を揃えておくことでスムーズに作業を進めることが出来ます。
揃えておくべき道具は解説の最後にまとめて記載しております。
買い揃える際の参考にしてみてください。
まずは商品の状態ごとに必要なメンテナンスを9パターン解説いたします。
●【商品に合わせて必要となるメンテナンス】
①ぬいぐるみや布製品などの商品
袋詰めがされていない
もしくは、商品が袋からはみ出している場合は
OPP袋やシュリンクラップで梱包する必要がございます。
なお、袋の外からは本来のJANコードが見えないようにし
袋の外側に商品ラベルシールを貼付します。

②直接商品ラベルが貼れない商品
外装が紙製で弱いなど、商品の価値を下げる恐れがある場合は
OPP袋に入れてから商品ラベルを貼りましょう。

③ケース梱包された商品
外箱にバーコードがあると内容物が単品として認識されないため
剥がれにくいシールまたは、縦線で隠します。
ケース梱包された各商品には商品ラベルを貼り付けます。

④全巻セットや○種セットなどの商品
複数の商品を1商品としてセットで販売する場合
OPP袋やシュリンクラップで梱包する必要がございます。
個別商品のJANコードは見えないように梱包し
梱包外側にセット商品としての商品ラベルを貼付します。
また、必ず「開封厳禁シール」が必要となります。

⑤オマケ付き商品など商品の一部が外れやすい商品
バラバラにならないよう固定する必要がございます。
OPP袋に入れテープ等で口を完全に閉じましょう。

⑥商品ラベルが貼れない程小さな商品
商品ラベルをまっすぐ平面に貼れるようにOPP袋に入れましょう。

⑦液状や粉上の商品
中身が漏れないようにキャップをテープなどで止め固定します。
OPP袋やシュリンクラップでの固定も受領されます。

⑧壊れやすい商品
出荷作業中や配送中の破損を防ぐため緩衝材で包みます。

⑨鋭利な部分がある商品
角や先端が剥き出しで作業者や購入者様に危険がある物は
緩衝材で包みます。

以上9パターンの商品には納品前に適切なメンテナンスを行いましょう。
ここまでに登場したメンテナンスツールをまとめておきます。
●【必要となる道具】
・OPP袋
取り扱う商品に合わせてサイズを選びましょう。
始めにそろえるものとしては汎用性の高いこちらがおすすめです。
・シュリンクラップ
食品用ラップよりも強度が高く丈夫です。
・緩衝材(エアークッション)
必要なサイズに切って使用します。
大型商品にも対応できるよう大き目のサイズがおすすめです。
・テープ
袋や緩衝材をとめるために必要となります。
細いもの・太いものを2種類揃えておくと無駄なく使い分けられます。
→ セロハンテープ
→ OPPテープ
・はさみ・カッター
緩衝材を切ったり、袋のサイズ調節に使います。
納品箱に紛れ込むのを防ぐため派手な色が付いたものがおすすめです。
納品不備になると納品不備受領作業手数料が徴収されます。

尚、不備の度合いによってはAmazonの裁量により
納品不備受領作業を実施せずに、商品を代金引換で返送される場合もあります。
さらに、納品不備が繰り返し発生した場合には
FBA納品プランの作成や修正を行う機能が利用できなくなる可能性があります。
この解説を参考に納品不備を断固阻止しましょう♪