こんにちは、富田です。
2018年04月12日に
FBAパートナーキャリアサービス(日本郵便) 料金改定のお知らせ
が発表となりましたね。
3月下旬に告知されていた
納品先指定オプションサービスの終了も重なり
痛手と考えている方も多いのではないでしょうか?
今回はFBAパートナーキャリアサービス料金改定について解説を行います。
FBAパートナーキャリアサービスとは
FBAパートナーキャリアとは国内にあるAmazonFC(フルフィルメントセンター)へ商品を納品する際に
指定の配送業者を選択することで配送料金において高い割引率が得られるサービスでした。
なお、配送費用は「納品配送料」として
我々出品者のアカウントに請求され
月々の売り上げから
この「納品配送料」や各種手数料を引いた額が
月々の売り上げとして振り込まれる仕組みです。
今回の改定内容
配送料金において高い割引率が得られるサービスとなっていたFBAパートナーキャリア配送料金が2018年5月7日付で
ゆうパックの基本運賃と同額に改定されます。
関東での例を挙げるとこのような状態です。
<改定前>

<改定後>

約200円~1,000円の値上げとなり
配送物のサイズが大きいほど値上げ幅が大きいです。
今後FBAパートナーキャリアを使うメリットは?
料金面はゆうパックの基本運賃と同額となるためFBAパートナーキャリアを利用するメリットにはなりません。
通常のゆうパックでは配送依頼時に運賃を払うのに比べ
FBAパートナーキャリアでは
配送料がAmazonでの売り上げから差し引かれることが利点と言えます。
例え、配送依頼時に手持ちの現金が無くても
Amazonでの売り上げがあれば納品が可能となります。
値上げに関する考え方
今回の値上げでは以下のような対策が考えられます。- 納品箱に詰められる商品を増やす
- 仕入れ範囲内となる利益額を上げる
- ダンボールやテープなどその他の納品経費を下げる
また、配送料は最大約1,000円の値上げとなっておりますが
「納品箱1箱について」の値上げです。
仮に、納品箱に詰める平均商品数が50個だった場合
1品への負担は20円ほどとなります。
Amazonで販売する以上20円という売価の推移はよくあることなので
売るべきタイミングを逃さず
今までより20円高く売るという考え方もありですね。
まとめ
値上げや料金改定という言葉に焦ることなくどのように対策を行い利益を確保するかを
仕入れから販売までの全体という単位で考えていくことが大切です。
また、各配送業者との特約交渉をこの機会に行ってみるのも良いですね^^